武将探究...あまり界隈で注目されていない、メインストリームにいない武将を取り上げてみようというコーナーです。
第1回はこの人、笠原信為。
伊豆ドロップの☆3、北条家の人になります。
スキルは至ってシンプルですね。
「味方全体の被ダメージを少し減少(15%)させる」
ここでWikiで、似たようなスキルの持ち主を探して比較してみましょう。
デメリット無しの全体防バフで考えると、北信愛と皎月院の25%が最高の数値となります。
それに比べ、笠原さんの防バフは15%。他の全体防バフ15%の武将には、回復だったり何かしらの要素がくっついていますね。
えっ...北条ガチ勢とドロップ☆3マニア以外が笠原さん使う必要あるの?と思われても無理はないです。
北条アナザーにおいても特に笠原さんが必要不可欠というシーンはありません。
上の画のクリスマス生駒は、全体防バフ15%に全体回復0.25という1x末期のユーザーニーズに沿った性能で、一時代を築き上げましたね。
笠原さんには全体回復等のおまけはついていません。
彼女と比して編成にかかるコスト以外の点で単なる廉価、劣化版なのでしょうか。
結論から言うと、20XXの現在においてはそれは違うと言えます。
賢明なる読者諸氏は既にお気付きかと思いますが、上のリストから分かるとおり、笠原さんは武芸者で唯一、全体防バフを「無条件で」打てる存在なのです。
そして現在の職業相性下の環境では、武芸者の笠原さんは屍からのダメージを最初から50%カットしますが、クリスマス生駒にそれは当然ありません。
今やってる極酒呑童子のような、高打点の屍しか相手にしないステージ。それも攻撃デバフが入り、防バフのかけ方如何でダメージを一ケタに抑えることのできる場合、どちらを優先して起用すべきかは自明でしょう。
1xの環境では伊豆に埋もれっぱなしであっただろう笠原さん。
実は地味ながらもオンリーワンであり、ここに来て(自分の中で)脚光を浴びたといえます。
しかしながら
【それは分かったけど、育てる必要はあるの?】
...と聞かれたなら、言葉に窮するのもまた事実ですw
武芸者には周囲、横列、縦列その他と優れた防御バフ屋が多いです。
それに比べると、笠原さんの全防バフは武芸者中のオンリーワンといえ、いかにもふんわりしていて...
少なくとも状況を革命的に変えるカードではないので、別に無理して育てる必要はないと思いますが...次の図を見てみましょう。
(橋姫、利休、信虎、早川が戊)
敵である極酒呑童子はちょうど倒れたところですが...
この配置で、全ての武将に「最低でも30%と15%(0.7×0.85)」以上の防御バフがかかります。
ここでは石川高信の通常攻撃デバフ50%↓がそのまま極酒呑童子に入るので、防御バフは武戊呪戊の50%ないし、30%の防御バフを2回かければ一ケタに抑えられます。
こう考えると笠原さんのスキルは単独で15%という心許ない数値で、最低ラインの「30%と15%」しかかからない石川高信がやや不安です。やっぱりふんわりバフじゃないか...
ただこのケースの場合、石川は特性の耐性被ダメ減等抜きで200,000ダメージ程までならなんとか持ちこたえられ、あと特性に起死回生がついてます。(それを言ったら元も子もない)
と、否定的な流れになりましたが、中後列を配置の制約少なく(パズル難易度低めで)ケアできるのは笠原さんの非常に良い点です。
特に後列の薬戊を支えられるのは良いです。かつて1x時代に無敵艦隊とも思えたサイコロジスト...薬戊を、全力で落としにかかってくるのがXXの環境です。
よって、【育てる必要はあるの?】かというと、上記を踏まえ手持ちを見た上で、育ててみたい人は育てるってところでしょうか。
使用の注意点としては、笠原さん本人を含め防御バフが「15%しかかかっていない」状況を作らないことかと思います。臨機応変に通常行動の防御バフと使い分けていく必要があります。
そろそろお時間となりました。それでは最後に万歳三唱で締めさせていただきます。ドロップ武将万歳!(万歳!)
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