片倉小十郎という男③【憤怒、毒、激怒について】

NEO片倉、ネオコジューロー。
彼こそが自軍の救世主たりえるとの狂信めいた思いが、今の私のモチベーションです。
前回、彼の特性と装備について書きましたが、今回はもう少し掘り下げて、憤怒、毒、激怒そのものについて考えてみたいと思います。
この3つは条件を充たすのが難しい代わりに、成立すれば上記のように多大なダメージを敵に与える事ができます。(武田学園ラスト、どどーまる戦)

※文中の「特殊系」=与ダメ及び心眼、特攻、「器用の仁」以外のダメージ系統を指す
【憤怒】(武将撤退により与ダメ増加)特殊系
・敵に縛られないが、ステージに縛られる
例えば☆3特性憤怒の反攻においても、3人撤退で特殊系60%を叩き出します。「天上の音域」の3人隣接状態と同じですね。
敵の性質に左右されることの無いダメージ源です。しかも隣接と異なり、配置にすら影響されません。
適当に一般スカウトで拾った☆1を3人並べ、初手で撤退させるのは難所であればあるほど容易となります。岡崎城では逆に難しいかもしれません。

しかし、強行戦と突撃戦...撤退者が復活できない仕組みのステージにおいて、憤怒は戦う前から封じられるといえます。
また、撤退により評価点は下がります。例えば今の武田学園ラスト、憤怒戦法でSをとるのはほぼほぼ不可能に近いでしょう。
上の画像のbattle評価は確かCかBでした。


【毒】(毒状態の敵へのダメージ増加)特殊系
・相手が毒にかかっていないと話にならない
少し前にNew斎藤道三が注目されましたが、未だにメジャーにならない(なりようがない)分野です。
まず、「毒状態の敵へのダメージ増加」特性が、現状ガチャ産で3種類しかありません。あと開眼特性「蛇の追討」。
そして、いわば毒特攻を成立させるためには、当然相手が毒耐性を持たず、毒にかかっていなければなりません。
相手に毒を与える方法については、毒特攻よりはバリエーションがあります。軍神もいますね。
私は先ずは二周年福袋の花舜特性(攻撃を受けると相手に毒を与える)や、☆3薬師の督姫を活用することにしました。

毒というのは自分の場合、「悪辣の風雲児」という、一つの枠で特殊系160%(3人撤退時)を叩き出す恐ろしい特性と出会わなければ、見向きもしない(できない)分野でした。
上の画像のダメージは、悪辣なくして成り立たない数値です。


【激怒】(生命力20%未満時にダメージ増加)与ダメ系
・ステージに縛られないが、敵に縛られる
激怒はアタッカー本人の生命力が減っていれば良いだけなので、憤怒と異なりステージ上の制約はありません。
問題はいかにしてアタッカーの生命力を20%以下にするか、また生命力の減ったアタッカーを運用するかということです。
従来、起死回生(一途の招福、美濃の無法者)及び、味方へダメージを与える武将と一緒に運用される例が多かったように思います。
激怒と併せて用いられる事の多い、「器用の仁」が残生命力1%時に最大のパフォーマンスを発揮する事を考えると、最適なものでしょう。
ただしこの戦法は、「敵から一度でもダメージを受けるとアウト」です。味方全体に降り注ぐ割合ダメージ等が天敵といえ、敵によってはほぼ完封される状況が生じます。

そこで私が提案したいのが、毎ターン生命力減少系の特性(今月の勾玉武将もそうですね)と、真田藤四郎、オラオラ特攻服の激怒装備を組み合わせ、
持久戦のできる編成で用いるやり方です。
起死回生の生命力1はコントロールしようがなくても、例えば3800(生命力19000の20%)ならば防御バフである程度管理できるのではないでしょうか。
上の画像はそのやり方で激怒を引き出したものです。
名付けてマイルド激怒。日本語としてよくわかりませんね。

真田藤四郎は最近の長篠異聞で入手機会があったといえ、随分昔のイベント武器なので、また再びエージェントに行き渡るといいなと思っています。
系統が違うので単純な比較は無意味ですが、九鬼正宗(憤怒系)が一人撤退につき5%という緩やかな上がり幅なのに比して、真田藤四郎は50%。あの無骨者や激怒(☆2特性)と同じ上がり幅だから大したものです。
もっとも手に入れて二年ちょい、一時期冷泉隆豊を使っていた時期に用いていたくらいで、今の今まで殆ど出番の無かった武器なのですが。

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